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三等三角点 円照寺
 円照寺は、大和三門跡の一つで後水尾天皇の第1皇女が始めた尼寺だ。 拝観できない寺であり寺内にも入れない。 三等三角点「円照寺」は、この由緒ある円照寺の裏山にある。 取り付きの円照寺宮墓は、尼寺の墓地らしく質素で何の案内もない。 薮山でもない低山だが、何とも取り付きの見つけづらい三角点探訪だった。
基準点コード TR35135767701
点名 円照寺 (えんしょうじ)
種別等級 三等三角点
標識番号
標高 161.88m
設置日 1903年(明治36年)5月27日
展望 不可
地形図 和歌山−桜井−大和郡山
所在地  奈良県奈良市山町1323番1
地図・軌跡 GoogleMap & RouteMap
探訪日 2013年5月5日
三角点へのルート
 立派な石垣が組まれた円照寺宮墓の入口だが、何の案内もない。三角点への取り付きの階段はその左側にある。本当に分かりづらい。しかし、山に入ると明確な踏み跡がすぐに見つかり、容易に三角点に達する。(約10分)。


三角点の周辺
三角点への取り付きは円照寺宮墓(地図では霊元天王皇女墓)入口の左にある 道から近づきにくいこの階段を上って三角点に向う 墓地の柵で左に進み山に入る。後はピークに向えば三角点まで明確な踏み跡もある
圓照寺宮墓
みだりに域内に入らぬこと
ここには後水尾天皇皇女、墓霊元天皇皇女墓など円照寺の歴代門跡の皇女墓が並ぶ その他にもたくさんの円照寺の歴代門跡の墓石が並ぶ
地図では後水尾天皇皇女墓の位置にある墓石群。この奥から山に入ったが道なし、踏み跡なし。上の写真の場所が三角点の取り付きとして正解だ。後水尾天皇皇女墓は上の写真の圓照寺宮墓の中にあるので、この墓石群が誰の墓なのかは不明。

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