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二等三角点 市 田
 池としては日本最大だった巨椋池(おぐらいけ)は、昭和8年から16年の干拓事業により広大な農地に変えられた。 二等三角点「市田」は、元巨椋池の南部に位置し、田んぼの真ん中を通る用水路・古川の土手に設置されていた。 古川の土手は雑草が深く三角点標石を探せるかどうか不安になったが、草をかき分け田んぼ側に進むと、田んぼの脇はきれいに除草され、三角点を簡単に探すことはできた。 除草してくれた農家に感謝だ。
基準点コード TR25235267001
点名 市田 (いちだ)
種別等級 二等三角点
標識番号
標高 11.36m
設置日 1985年(昭和60年)9月18日 傾斜改埋
展望 視通良
地形図 京都及大阪−京都東南部−宇治
所在地  京都府久世郡久御山町市田字観世51-6番地先
地図・軌跡 GoogleMap
探訪日 2013年8月31日
草刈り機で傷つけられたであろう標石は、「二等三角点」という刻印文字がまったく無くなるほど変形していた。
三角点へのルート
 京都府道81号八幡宇治線が古川を跨ぐ場所から古川の土手を北上する。福山通運の北、約100の場所、土手の田んぼ側に三角点がある。


三角点の周辺
三角点のある古川の土手。 土手側から三角点はまったく見えない。 右の写真で見える建物が福山通運
三角点の周りだけは除草されていた 京都府道81号から見た古川 古川の土手で咲いていた昼顔

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