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一等三角点 鷲峰山
 1331年、鎌倉幕府の倒幕計画が発覚した後醍醐天皇が、鎌倉幕府に対抗し籠城しようとした鷲峰山金胎寺は、山伏が修行する急峻な岩山だ。 しかし、ここでの籠城は友軍にも利がないため、南の笠置山に移ったとされる。 そんな岩山の鷲峰山の北東部に一等三角点「鷲峰山」が設置されていた。 三角点探訪の帰りに金胎寺に立ち寄った。 年末で庫裏の茶店などは閉店されていたが、行場には行けそうなので、大した覚悟もせずに行ってみた。 笠置山の行場と同様の岩場と思っていたが、とんでもない間違いだった。 急坂を降るのもしんどかったが、帰りの岩場の登りは本当に怖かった。 間違っても高所恐怖症の人間は行くべきでない。
基準点コード TR15235179301
点名 鷲峰山 (じゅうぶさん)
種別等級 一等三角点
標識番号
標高 681.17m
設置日 1998年(平成10年)11月18日 更新
展望 不可
地形図 京都及大阪−奈良−笠置山
所在地  京都府綴喜郡宇治田原町奥山田直谷8番地の1
地図・軌跡 GoogleMap & RouteMap
探訪日 2010年12月30日
三角点へのルート
 金胎寺への分岐を通り過ぎ、NTTや京都府の無線中継所まで自動車。京都府無線中継所の後ろにあるピークに三角点がある。


三角点の周辺
NTT無線中継所の前から三角点へ 一等三角点の手前には天測点もある 一等三角点「鷲峰山」の説明板
NTT無線中継所 京都府防災中継所 建設省無線中継所
三角点に近くにある3つの無線中継所
「しゅうぶせん こんたいじ」と読む 金胎寺の本堂 金胎寺の多宝塔
行場入口 入山料金300円
今日はお休みのようで、無人でした
行場@ 東覗
そんなに怖くない
行場A 西覗
前の山の方が高いのであまり怖くない
行場B 胎内潜り
狭い、出たところが足場狭く、怖い
行場C 千手の滝
黒い岩肌を流れ落ちる水、すばらしい
行場D 五光の滝
手前に降りると迫力がある
行場E 鐘掛
こんな崖をよじ登らなければならない
行場F 小鐘掛の頂部
赤い部分に手を掛け岩を回る。怖い
行場G 平等岩
赤いペンキどおり、恐々よじ登る

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