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三等三角点 高間山 (外鎌山・朝倉富士)
 万葉集では「忍坂山(おさかやま)」と詠まれ、その他にも「恩坂山(おしさかやま)」、「高円山(たかまどやま)」などと呼ばれる外鎌山(とかまやま)は、小さいながらもその山形から「朝倉富士(あさくらふじ)」や「磯城富士(しきふじ)」とも呼ばれ、古くから愛されてきた山のようだ。 山頂の展望はすばらしく、北に「三輪山」「竜王山」、西に生駒連山が連なり「二上山」から「葛城山」「金剛山」が遥かにかすんで見え、飛鳥の里や大和三山は霞みの中に浮かぶ。 どれだけ見ても見飽きない景色だ。 このすばらしい外鎌山の山頂に三等三角点「高間山」がある。
基準点コード TR35135671001
点名 高間山 (たかまやま)
種別等級 三等三角点
標識番号
標高 292.38m
設置日 1903年(明治36年)5月10日
展望
地形図 和歌山−桜井−初瀬
所在地  奈良県桜井市慈恩寺1292番1
地図・軌跡 GoogleMap & RouteMap
探訪日 2012年1月22日
三角点へのルート
 外鎌山の北側にある朝倉台団地、ここに桜井市外鎌山配水池への入口がある。右上にタンクが見える場所だ。ここに外鎌山登山口がある。竹林の中、遊歩道を登ると、朝倉台とかま愛好会の方が立てた看板に「あと半分」、「あと150mファイト」という案内がある。約15分で三角点のある山頂に達する。


三角点の周辺
朝倉富士と呼ばれる外鎌山。300mに満たない小さな里山だ 外鎌山登山口。桜井市外鎌山配水池の進入路の入口にある 竹林の中、よく手入れされた遊歩道で山頂に向かう。結構しんどい
広い外山山の山頂。三角点は遊歩道で上がったすぐの場所にある 山頂には「南朝忠臣・玉井西阿」と「妙西光龍王と法白天龍王」の碑がある 山頂からの眺め。大和三山、二上山、葛城山。すばらしい眺望だ
三等三角点「高間山」がある外鎌山の山頂をパノラマ写真で撮影した。右の山は三輪山だ

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